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イラン戦(アウェー)後記

見事に完敗ですね。
敗因ですか?
それはですね。

 
システムエラー
 

ですよ。

まぁ簡単にシステムエラーと言っても色々あるわけで
周りでは4バックが機能していなかったとか言っているわけですが。

違いますよ。

確かに練習不足による連携の悪さは露見してましたが
問題はそこではないですよ。

「ジーコは何を目的としていたのか。」

これがまず疑問です。

1.とにかく勝利での勝ち点3を取りに行く
2.最低でも引き分け狙い
3.負けても良い

大きく分けて戦い方にはこの3通りがあると言えましょう。

そして今回、状況からして本当に求められていたのは

2.負けない戦い

だったはずです。

しかしジーコの選んだシステムと戦い方は明らかに

3.負けても構わない(結果を問わない)

としか判断できません。

 
試合前にどこまで相手の情報をつかんでいたかは知りませんが
イランが取ってくるシステムは「4-3-3」。
そして戦い方は最終ラインはほとんど攻撃参加しない形。
主に攻撃はMFより前の6人で組み立てる。
DFで奪い取ったボールは早い段階でカリミやマハダビキヤなどに展開して縦への突破から得点へ結びつけるという攻め方。

こういう相手にカウンターサッカーが有効でしょうか?

答えはNO。

ということは日本がとらなければならなかった攻め方と言えば

「細かいパスと大きなサイドチェンジを絡めた左右への揺さぶり」

しかないわけですよ。

相手のサイドの選手が攻撃参加で釣りだされたスペースへの展開。
そのスペースを埋めるべく崩れた相手の4バックのセンターをぶち抜く2列目の飛び出し。

となるとですよ。
用いるべきシステムはメンバーから考えて

「5-4-1」もしくは「3-5-2」

前者「5-4-1」の目的は

1.失点をしない。(相手のサイド攻撃を徹底的に抑える)
2.役割の完全分割(DFはDFに専念。MFより前は常に攻撃を意識)

後者「3-5-2」の目的は

1.今までのシステムへの理解度の優先
2.MFの自由な発想を活かす

ただ、今回のように「負けない戦い方」を最低条件とする試合なのであれば
今までの「3-5-2」をより守備的にした「5-4-1」が適していると思われます。

「5-4-1」だった場合、選手の配置はどうなるかと言いますと

CDFは中澤、宮本、松田。
SDFは左が三浦淳、右が加地。
そして中盤ですが
守備時はWボランチ。小野、福西。前に中田英、中村。
攻撃時はダイアモンドで、ボランチに福西、左に小野、右に中田英、TOP下に中村。
そして1TOPは高原。(もしくは柳沢)

攻撃時はそれぞれボールと逆サイドのSDFがオーバーラップ。
こうすることで展開力のある小野、中田英の長所が活きる。
正直、得点は期待度低いですが大きなDFの混乱による失点の危険度は下げられる。
失点しなければ最低引き分けられるわけですから。


まぁ僕の個人的な提案はここまでとして、試合での問題点を挙げてみましょう。

まず、玉田の先発の意図は?
北朝鮮戦でも露見したようにフィジカルとボールキープ能力の低さは明らかです。
試合の最初はロングボールを多用してましたが、狙いが間違っています。
玉田へのロングボールは無意味です。
まず高原に預けてからそのこぼれ球なりパスなりを玉田がかっさらう形ならまだ理解はできます。
せっかくのパスをあっさりとDFに追いつかれて奪われるシーンが多すぎました。
フィジカルなりキープ能力なり、どちらかがもう少し高ければシュートまで行くことが可能だったでしょう。
どちらにしても玉田にはもう少し頑張ってもらわなくてはなりません。
せっかくのスピードにテクニックが追いついてませんからね。

攻撃の意図が見えない。
先ほども述べたようにロングボール主体のカウンターサッカーなら、せっかくの中盤が台無しです。
ロングボールにも2種類あるわけで、ただ単なる縦へのロングボールは無意味でした。
必要だったのはサイドへのロングボール。
このサイドへのロングボールを生み出すためにはサイドの選手の前線への飛び出しが必要。
相手にサイドを押し込まれてからの切り替えが遅く、この試合に限ってみれば三浦淳も加地も消えた存在。

失点後のアクションが遅すぎる。
いつものことですが試合での問題点は早い段階で分かっていました。
玉田の先発失敗と役割分担の不十分さです。
玉田の先発失敗に対しては、よりボールを持ったときにしぶとく生き残れる柳沢を投入するべきです。
結果的に遅い時間帯にそれは行われましたが。
役割分担に関して言えば失点した時点で3人目のCDFを入れるべきでした。
これも玉田と交代で入れればすむわけですから。

 
 
色々と勝手に個人的な意見を述べてはきましたが
おそらくこれだけは皆さんも同じ意見でしょう。

バーレーンには勝つしかない。

ジーコがどう修正してくるか楽しみです。

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